| 第四章 朝組 パソコンは共有だからリンが忙しくて出来なくなると、ひめがチャットをする機会が増えた。僕に会う前からの知り合いもいたし、昼間に覗くこともあるようだった。 4時過ぎからのチャットも二人より多人数を望むようになり、自然と僕が常連になっている朝組チャットに参加する事となった。 (グラタン)おはようさん(^_^)>紳士淑女の皆様 (きゃん)ども!>グラタン (ひめ)おはようございます。グラタンさん! (失恋中)勝手に好きになりやがって・・・・ (グラタン)失恋?>失恋中 (失恋中)何で泣かないといけないんだーーーーーーー (ひめ)誰が好きになったのですか? (グラタン)どうしたの?>きゃんサン>ひめサン (失恋中)18歳の女性だぁーーーーーー (ひめ)誰にですか? (グラタン)何なんだ? (きゃん)失恋したんだって>グラタン (グラタン)誰でも失恋くらいするさ (ひめ)しますよね。>グラタンさん (グラタン)(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン>ひめサン (失恋中)何で泣かないといけないんだーーーーーーー (グラタン)じゃ、泣くなよ、愚痴か?未練か?>失恋中 (失恋中)トイレ行ってくる・・・・ALL (きゃん)はくなよ (グラタン)すっきりしろよーー>失恋中 (きゃん)ひめが失恋中にビシッと言ったのよ>グラタン (ひめ)これからは冷たいひめと呼んでください(笑) (グラタン)そうなの?(!o!)オオ!>ひめサン (失恋中)帰りました (ひめ)はい。冷たい時は冷たいです>グラタンさん (グラタン)((((((^_^;)>ひめサン (きゃん)冷たくてけっこう>ひめ (失恋中)はあ。。。 (グラタン)募集中とかにしたら?(笑)>失恋中 (ひめ)意味もなく甘える男性はあまり・・・。 (グラタン)ヾ(・_・ )カタモミモミ>ひめサン (失恋中)私は、甘えません。 (ひめ)いまは、皆さんに甘えていますよね。 (きゃん)いえてるいえてる>ひめ (失恋中)普段、甘えていないからでしょうね。きっと>ひめ (ひめ)だから、お酒のんで (きゃん)ぐちゃぐちゃになって・・・ (ひめ)さみしいっていうんですか? (きゃん)笑って泣いて吐いてるの (ひめ)そろそろ、朝御飯つくらなければいけません。 (グラタン)もう?>ひめサン (ひめ)グラタンさんがおそいんですよ(笑) (グラタン)ごめん(^^ゞポリポリ>ひめサン (失恋中)ビール零した(^_^;) (ひめ)それでは、また。 (きゃん)ばいばい ひめ (グラタン)またね(^.^)/~~~>ひめサン 人数が多いとひめの新しい一面を知る事が出来る。ひめは若い男性に興味を示さないし、実生活でも恋人はいないようだ。
朝組は多い時で10人を越える。ひめは遅いながらも質問に答え、僕は馴染みと冗談を飛ばす。それでも僕とひめは向かい合って会話をしていた。お互いの視線を感じていた。チャットでしかありえない出会いは、実生活以上の重みを持ち始めていた。 |