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「これがそうなのか?」 モニターには訳の判らない記号が並んでいた。パソコンがフリーズしている状態としか思えない。 タケシがゲームに飽きてハッカーになったのは聞いていたが、これは信じがたかった。
「2年かかった。中国軍のメインコンピュータに侵入して、これが行き止まりだ。」
「行き止まりとは?」
「最高機密だ。これから先がないということは・・」
「何だ?」
「核ミサイルに関する部分だと思う。」
「馬鹿らしい。本気でそう思ってるのか?」
「信じないのか?」
「信じろと言う方が無理だ。じゃ、証拠を見せろよ。」
「キーボードのEnterを押せよ。何も起こらなかったら嘘だ。起きたら本当さ。」
「本当ならどうなる?」
「さぁ・・何かが起こると思う。」
タケシは自信がないんだ。で、自分でEnterを押す勇気もない。しかし、結果を知りたくて俺を呼んだんだ。無理に平静を装っているが、顔は引き攣っているし手足は震えている。
理解出来ない専門的な領域をさまよい、想像が素人の限界を最終点と勘違いさせたのだろう。
「お前の今までの苦労を無にしてしまうが、俺が決着をつけてやるよ。」
「押すのか?」
「ああ、もうハッカーなんかやめて、女の子とでも遊ぼうぜ。」
俺はEnterを押した。
「さぁ、これで気がす
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