「ケンちゃんが昆虫採集、ヒロ君が街のミニチュア、香織さんが歴史の画集だもんなぁ、題材が地味過ぎたかな・・」


 もっと前からやってれば良かったのだけど、ギリギリにならないと手をつけないのは僕の悪い癖だ。


 「そろそろ砂が変化してもいい頃なんだけど・・」


 
ポケモンボールの中を真空にして、砂をばらまく。小さな砂も熱したのやら水に浸したり色をつけたりで、いろいろと工夫した。

 「失敗だな。やっぱり時間がないけど地球儀作りにしようかな。それに歴史表と関連させれば香織さんが注目するかもしれないし・・」

 顕微鏡で覗かないと確認出来ない宇宙なんて先生も評価してくれないだろう。
 
やっぱり一週間じゃ無理だったんだ・・・

 押入れの中でポケモンボールの宇宙は育ち、星は輝いて生命が芽生えた。

 生命は創造主を全能の神として敬った。