泳いでいて・・何かが足に絡まり引き込まれて・・それから・・
 水の滴る音・・暗い・・私は気を失って・・洞窟の中?
 近くで叫び声が・・いえ、女性の喘ぎ声・・何かいる・・不気味な何かが・・
 光を感じて目を開けた。閉じたままのほうがよかったかもしれない。イカかクラゲの形をした禍々しい化け物の群れ。明りはこの生物が発光していた。数ヶ所に固まっているが、透き通っているので化け物達に覆われて身体をくねらせている全裸の女性達の姿が見える。一番近くの女性が電撃に襲われたように体を震わせ、動かなくなった.
 来る・・逃げなくちゃ・・でも・・身体が動かない・・助けて・・
 気を失った女性から化け物達は離れ、触手を蠢かしながら私のほうに近づいてきた。
 快楽の果てに子供を身ごもらされるのか、喰われて溶かされるのか、どっちにしても救いはない。
ゆっくりと数十もの化け物が私の周囲に近づいてきて・・止まった。
 恐怖に怯えながら麻痺した身体をよじらせた時、化け物の一体と目があった。化け物達は一斉に・・後退しようとした。


 その後は凄まじい修羅場だった。逃げ出そうとする化け物達を女は引き裂き、食いちぎり、岩に叩きつけ、蹴り飛ばし、踏みつけ、数十分後には全滅させた。
 「テメエらにまでブス呼ばわりされてたまるか!!!」
 ダンプ松本の秘められた哀しい青春の1ページだった・・