ちゃげ                 ゆめさん


貴女に逢えた旅の果て
昔の事と目を逸らす
化粧で固めた別の顔
心変わりを責めないが
一人芝居の幕は下りた
小さな手鏡 そっと覗いて
貴方の好きなルージュをひいた
何も変わらない 一人の朝
窓を叩く 落ち葉と風音
寂しくないわと目を逸らす
止まった時間の繰り返し
想うだけでは変わらない
待つだけでは終わらない
枯葉は千切れ忘れられ
雪に埋もれて土になる
伝えられない想いを抱いて
あなたの姿を目で追うだけ
震える心に積もる雪
雪がとけたら・・・
待つだけの わたしの春
忘れられぬ優しさの
残り香漂う心の部屋
伝えられない想いを
封じ込めたアルバム
いつまでも愛してる
夢の中で あなたの声がした
優しく わたしに語りかける
逢いたい想いがつのるだけ
そっと目をつむり
愛しさを胸に封じ込めた
真実のない現実だから
安らげるのは仮想の時間
メールとチャットに癒されて
名前も顔も声も知らない
夢の中でも文字だけの恋
あなたの言葉を信じても
あなたの心が掴めない
安らぎを求めて一人さまよう
孤独な部屋のドアを開けて
癒されたいと文字を打つ
やわらかな別れの記憶
傷つけるのも優しさと
振り返るのが遅すぎた
一人さまよう時の迷路
会いたくても戻れない
またね・・と 別れた後なのに
あなたの事が気にかかる
ため息重ねて 振り返り
一人たたずむ 雨の中
ぽつぽつと肩に雨のしずく