ちゃげ                 ゆめさん


梅から桃に今は菜の花
もうすぐ桜が咲き誇る
花が好きと微笑んだ人
心ない噂が気にかかる
幸せならばいいけれど
桜の花が舞い落ちる
想い告げられぬまま
風にせかされ涙して
はらはらと舞う花模様
願い届けて 春の風
奇跡のような君との逢瀬
はにかむ仕草が可愛くて
想いを告げれば困らせる
告げなければ悔いが残る
触れる腕にときめき迷う
気のない素振りをしたけれど
私を見つけて欲しいのよ
告げられぬ 想いを胸に
包み込む 今宵また
夢であなたに語りかける
ごめんねと突き返されて
捨てた花も枯れただろう
愚痴と悔やみで包み込み
優しい思い出も苦くなる
独りよがりな恋の終わり
ねじれた糸も それなりに
どこかで繋がり求めてる
一夜だけの温もりなのに
あなたの膝が恋しくて
独り過ごす夜が虚しい
人の絆が縺れて絡み
断ち切られた恋の糸
色褪せない思い出に
離れても愛しさ募る
残りの日々生きる糧
一人 眺める窓の景色
木々の隙間から舞い降りる
お日様の笑顔が目に眩しい
募る想いを じっと堪えて
涙は似合わない真夏の空
灼熱の夏が雨で終わり
窓の景色は穏やかな秋
渡れば戻れぬ向こう岸
二人の恋は川風に舞い
セピア色の過去となる
届かぬ想いと知りながら
貴方の名前を呼んでみた
心の扉は閉ざされたまま
一人たたずむ迷い道
涙を蔽う雨のしずく