「カーニバル」
明かりを雲が隠す
凍った闇に誘蛾灯
木々を揺らす風の音と
踊り狂う舞い狂う
流れついた名も知らぬ街
一人だけのカーニバル
短い時と僅かな想い
振り返る過去もなく
欠片は砕けて灰になる
踊り狂え舞い狂え
空に昇って消えていけ
一夜だけのカーニバル
生きた証を何に刻む
汗にまみれ涙に濡れて
亡骸は土に溶ける
踊り乱れ舞い乱れ
朝がくれば終わる舞台
誰も知らないカーニバル