「路傍の石」

夏があれば冬もある
雨の日あれば晴れる日も
花を咲かせぬ雑草は
今を耐えて生きている


甘い夢に酔いしれる
華やかな暮らしに憧れる
流されながらの人生は
己を持たずに過ぎていく


堕ちて知る人の心
もがいて判る自分の事
失うものより得るもの多く
欲も見栄も消えはてる


雑草の強さすら持たないで
見向きもされぬ路傍の石
喜怒哀楽を胸に秘め
生きてる事に感謝する