「老恋」
何も残さぬ過去と
何も求めぬ未来
歳を刻むだけの年輪
望みは安らぎ
ときめきは苦痛
流れに身を任せ
愛も夢も言葉だけ
君の瞳が僕を見つめ
戸惑いに心が揺れる
言える筈ない秘めた想い
君の口から聞くなんて
短い逢瀬に重ねる体
募る想いに分かれる心
君を受け止め
心を開く
最後の恋と僕が言い
本気の恋だと君が誓う
二人だけで暮らそうと
言葉にすれば夢も膨らむ
形も法も世間の決まり
愛があればそれでいい