〜〜失われた時間〜〜
 
 
 
時は・・・・・
知らぬ間に   失われる

残り時間を知らないことは  幸せなのか
不幸なのか

言えることは
誰にも終わりの時が 必ずくるということ
ただひとりの例外も無く 平等に

そして その時は
生まれたときと同じ姿で 何も持たず
思い出だけを胸に抱いて‥

私にその時がきても   どうか 悲しまないで

私は虹に腰掛け     三日月に寝そべり
貴方を見ているから
 
そよ風が クセのあるその髪を梳く時
私の指先を思い出して
目に見えないことを 悲しまないで
私を感じて‥
貴方の心の中で私はずっと生きている
 


 
〜〜月夜の夢・・・遥か〜〜

 
今夜 私は 狼になる
     開け放した 窓から降り注ぐ
           月の光を浴びながら
 
次第に 体が 銀色の毛に覆われていく
     首を後ろに 捻るようにして
           豊かな尻尾を一振りしたら
 
音も無く 窓から 飛び上がる
     天空をかけながら 森を抜け 川を渡り
           小高い丘に たどりつく
 
頭上にかかる 丸く蒼い月
     私は 首を思いきり のけぞらせ
           遥か 彼方に向かって 叫ぶ
 
      ウオォォ〜ン!  ウオォオ〜ン!
 
      何度も 何度も・・・・・
 
 
やがて 遠くに 金色の光が見えてくる
      少しずつ 近寄るのは 
           荒々しい金色の狼
              
二匹は それぞれの丘の 1番高い場所で 互いを見つめ合う
 
ウオォーーン と金色の狼がなき   ウオ〜〜ン と銀色の狼が応える
 
      悲しげな瞳・・・・・
 
二匹は 近づけるギリギリまで 身を寄せる
 
けれど 決して 側には・・・行けない事も知っている
 
立ち去りがたい様子を見せながら 後ずさりする 金色の狼
 
銀色の狼は・・・呆然と その場に立ち尽くす
 
振り向き 振り向きしながら 遠ざかる金色の光が 
          やがて スッと消えた瞬間
               銀色の尾をぶるんと震わせ
                    森に向かって駆け出す
 
やがて  朝になり   私は夢から目覚め
 
自分の足が 土に汚れているのを見る
 
彼の足も 同じように汚れているだろうと 想像して
 
つかの間 安らかな 気持ちになる
                             
 


 恋花火 〜



途切れがちのメール

やっと繋がったのに
 
落ちついて話せない  短い電話

愛してるよ‥
 
 
その 罪な言葉に有頂天
 
 でも やっぱり

      またたく間に 消えてしまった
          
               線香花火みたいに・・・・・

余りに短すぎて   心まで温まらない
 
まだ、もっとそばにいて  
 
       煌いていて
              存在を感じさせて
 
意味の無い含み笑い   
 
           甘咬みなジェラシー
 
 
極上のワインに 酔うように楽しみたいわ
      
       せめてもう少し     
         
                          2人でいたいのに


微笑みは 中途半端に張りついたまま
 
また ・・・朝になる
 

  〜〜誰よりも〜〜
 
 
同じ地球(☆)に生まれて
 
同じ時代を生きて
 
同じ国で暮らしていても
 
出会える人は限られている
 
だから この奇跡に感謝して
 
大切に 守っていきたい
 
そこに いてくれるだけでいい
 
今日が明日に続くように
 
光り輝く笑顔でいてほしい
 
朝に日が昇り 夜に星が瞬くように
 
わたしはいつもここにいて
 
あなたの方を見ているから
 
わたしはいつもここにいて
 
誰より あなたを想っているから
 
 

〜〜 記憶 〜〜
 

まだ見ぬ 君の 髪に触れ

 
指で すくって 見せませう
 
頬や 瞼や 唇を
 
ひとさし指で 覚えつつ
 
海馬 深くに とどめよう
 
立ち昇る 花の香りをば
 
胸 奥深く 吸い込まん
 
ひとすじ 流るる 涙こそ
 
君が 心に居る証
 
たとえ夢より いずるとも
 
君 想う我 ここにあり
 
 

 


                
    〜〜届かない想い〜〜

 
    途絶えたメール  止まった時間
     
   面影は今も 携帯の中
     
     必ず 逢えると あなたは言った
     
     あの日 別れ道の途中

     重ね合わせた手のひら   ゆっくりとひとつになる

     握り返す指が
               別れを惜しむよに
                          少しずつ離れてく
     
     届かない想いは ひとりでは 抱えきれなかった
     
     私から消える勇気・・・・無かったよ

     あの日が最後と 知っていたなら
     
     もっともっと   見つめたかった
 
     もっともっと  キスしていたかった
     
     届かない想いは ひとりでは 抱えきれなかった
     
     私から消える勇気・・・無かったよ

 
     泣き疲れて眠る 癖が ついたの

     あなたが恋しくて 
 
     今すぐ逢いたい ただ逢いたいと心が叫んでる

     最後に交わした くちづけも

     最後に見つめた 微笑みも

     今日が終わるたび 少しずつ 遠い過去になるね
 
     届かない想いは ひとりでは 抱えきれなかった
 
     私から消える勇気・・・無かったよ

     明日を数えられないから 夜明けの光など見えないよ



〜〜ヒミツ〜〜
 
 
 
それは 偶然だった

あの人の秘密を知ってしまった日

一瞬のうちに 何かが崩れる音が聞こえた

嘘でしょう・・・・その言葉だけが 頭の中をかけめぐる

聞きただしたい気持ち 早まるなと止める気持ち

結局 言えないまま 心の隅に追いやった 疑惑

その塊が 熱を帯び チリチリと心を妬く

信じたい想い 疑う気持ち くるくる入れ替わり

もう見たくないと思いながら 見ずにはいられない

猜疑心に心を征服されそうな 愚かな私

あの人が何を言っても・・・・【誰かさんにも そう言うの?】

意地悪な私の声 自分にしか聞こえない闇からの声

優しげな眼差しの裏側を見つめる私・・・どうかしてると思いながら

いつか この口が私を裏切り 飛びだすかも知れない言葉

【 ねぇ・Kasumiって誰・・・】
 

 

 

        
         孤独・・・・


 
 
男の身勝手な孤独も   女に向けられたとたん
 
それは 愛すべき孤独に変わる
 
その 不思議・・・・
 
捨てられた子犬のように・・頼りなげで
 
でも その不安げな眼差しの底には
 
強引な自惚れが 見え隠れしている
 
それでも・・・ 女の腕は 男を抱きしめる
 
甘い 諦め・・・
 
目に見えないものを 信じて 流されて・・・
 
つかの間の 刹那に揺れる 女
 
幾夜も繰り返された 新たな 自身の孤独に向かって
 
 
愚かにも・・・
 
切なくも・・・

 

わがまま・・・かな
 
 
 
分かってても   淋しいよ   何の連絡もないなんて

きっと 出来ない理由があるのも分かってる  分かってるの

それでも  淋しいよ・・・・ずっとひとりだもん

私はこういう寂しさを キミに味合わせたことが無いから

キミは分からないよね・・・・絶対に

ポツン・・・・と   ひとりだよ・・・

嫌だなぁ・・・・こういうの

 

 

〜〜〜言えなかった〜〜〜


 なんだ? この心に居座ってる小さなカケラは

ガラスの破片のように キラッと冷たく一瞬光る

流せなかった涙の欠片 言えなかった言葉の切れ端

状況を理解する能力もあるよ 幸運なことに・・

諦めることも経験から知ってる その重要さは

そういう、、、物分りのいい自分とは対極にいる自分

それが居るのも事実   なんだよね まずい事に・・

ガラスの破片を握り締める日が来ませんように・・・・

そんなことしても・・・自分がイタイだけ

〜〜〜冷却〜〜〜
 
私の愛よ 今すぐ 冷めなさい
 
あの日に戻って  出会う前の私になりなさい
 
貴方のことなど 知らなかった時間に戻るのよ
 
そうしたら 今度こそ 振り向いたりしない
 
悲しげな瞳を 覗き込んだりしない
 
孤独と絶望のため息にも 耳をふさぎ
 
まるで 存在に気付かぬように 通り過ぎるわ
 
どんな誘惑にも 負けないと誓う
 
貴方を失う悲しみに 耐えるくらいなら
 
貴方を知らない方が いっそ幸せだから
 
ときめきと引き換えに 手にしたのは ジェラシー
 
愛と引き換えに 手にしたのは 苦悩
 
 
もう二度と 愛など求めない


 

 

 

〜〜行き先の無い列車〜〜

 

 行き先の 分からない列車に乗っている

 何処へ向かうのか 途中下車するのは 彼なのか 私なのか

 二人で並んで 車窓の流れる風景が見たくて

 同じ列車に乗ったのは 1年前・・・

 初めはスピードを上げて とても速く走ってた 景色はどんどん後ろに飛び去る

 だんだん ゆっくりになり 今は気持ちのいい速さでのんびり走っている

 スピードが速すぎると 窓からの景色も良く見えなかったけれど

 今は 流れる雲や 森や川も ゆっくりと見ることが出来る

 列車は 朝も夜も走る    時々 行き先を尋ねたい衝動に駆られる

 「ねぇ・・・わたしたち どこに向かってるの?」

 「そこに着いたら ふたりで 列車から降りるのよね?」

 あぁ・・でも 本当は   「ねぇ いつまでこの列車に乗っているの?」

 そう 聞くべきかしら・・・・・

 わたしの中には ひどく冷静なワタシがいて 彼女はちょっと意地悪気に囁くの

 どうせいつかは降りるのよ 彼かもしれない わたしかもしれない

 少しは考える力があるなら 分かるはずよね

 いつまでも この列車が走り続ける筈がないこと

 この列車はね   どこにも向かっていないのよ

 目的地は無いわ

 だから・・・いつか そのことに気付いた方が 先に降りるのね

 窓から見えていた景色も ありふれた日常も 何も変わらないことに気づいて

  

そこには、 少し歳をとった ふたりがいるだけ・・・

 

 

 
〜〜〜春の嵐〜〜〜
 
 
 
窓の外は 春の嵐 ガラス越しに差し込む光は

  キラキラ キラキラ プリズムの踊り

眩しさに 負けたふりして  そっと目を閉じる
    
    静かに 静かに 流れる涙

ひとすじ ひとすじ 音さえ立てず 流れる涙

一瞬のまばたき それが まるで合図のように
   
   オレンジ色の点滅を始めた携帯

     
      【あの人だ・・】


小さく 指先が震えだす  でも 手を伸ばせない
    
    まるで動くことを忘れたように
    
    繋がることを禁じられたように
  
  指先は そこにある・・・・・・16秒後
    
    命がつきたように 消えたとき

     私は 声をあげて 泣いた




〜〜〜いつも・・・〜〜〜
 
  
いつも側にいたい・・・そんなの・・・夢よりはかない望み?

いつも触れていたい・・・それも・・・叶うことはない?

携帯の中の貴方・・・私を見つめて「愛してるよ」と笑う

逢いたいのに 逢えない時 側にいたいのに いられない時

携帯の中に私は逢いに行く・・・・何度も何度も再生する

そのうちに胸がいっぱいになる

恋しさと 切なさで いっぱいになる

逢えないと分かってるのに・・・



 〜〜〜【S】〜〜〜
 
 
約束の時間   約束の場所に
 
アタシは駆けて行った・・・  息を弾ませて走った
 
待たせてるかもと 少し 心配しながら
 
     ・・・・一時間・・・
 
・・・ニ時間・・・・・・・・・
 
 
もう 来ないと分かっているのに アタシはそこから動けない
 
身体がどんどん冷えて 指先が冷たくなっても
 
バカみたいに 動けない・・・
 
 
反応の無い携帯を ポケットの中で握り締める
 
 
過去の時間から声がした  初めてのボイスメール
 
優しい声で あふれ出しそうな アイシテルの言葉
 
ひとつ ひとつ 拾うように聞いた
 
過去の 【S】 が話しかけてくれる
 
アイシテル   ダイスキダヨ   ハナサナイカラネ  ズットソバニイテ
アリガトウ    ゴメンネ    アイタイ  シンジテ マッテテ
 
不意に 涙が滲んできた
 
アタシは今 ひとり ひとりだと気付いて
 
・・・・ただの 録音なのに
 
知らない間に 夜が明けてく



〜〜〜やっと・・・ 〜〜〜
 

やっぱり わたし この声が好き・・・
 
楽しげに 笑う この声も
 
困ったときの その声も
 
怒ったときの 固い声さえも
 
どんなときも あなたの声が好き・・・
 
どこかぶっきらぼうで 
 
ちっとも優しくなんかないけど
 
ちゃんと心に留めていてくれてる・・
 
そのことが わかったから
 
やっと わかったから・・・


 
〜〜〜空回り〜〜〜
 
 
 
「あなたの心に入っていい?」 そう聞いた私に
 
「いいよ」と答えてくれた 彼
 
でも、・・・そこに今でも私はいますか?
 
一人、空回りしている自分がおかしくて笑ってしまいそう 
 
何が苦しいのかなぁ・・・・よくわからない
 
この トンネルをぬけ出る方法が
 
あるなら 教えてくれませんか?
 
私をここから、ここから出して くれませんか?
 
もうすぐ、春になるのですね・・・
 
二度目の 桜の季節が めぐってきます
 
桜が舞う頃に 私はどこにいるのかなぁ・・・
 
ねぇ・・・あなた
 
うす桃色の風の中に 私の姿が見えますか? 



〜〜〜マニキュア・・・〜〜〜
 
 
秋の日差しが柔らかく差し込むリビングで
マニキュアを塗っています
貴方が好きだと言った 桜貝の色
ほんのり あるかなきかの儚い色
 
手を逆光に かざしてみる
そこに 貴方はいないけれど
この指先を 握り返してはくれないけれど
 
秋の空気の静謐さが 清らか過ぎて
すべてが 嘘っぽくみえてしまう
場末の疲れたネオンのようにね
 
でも・・・私に似合うのだろうか
桜色に染まった指先を
そっと 見つめてみる 
 


 
〜〜〜ソーダー水〜〜〜
 

  
ソーダー水みたいな 私の恋
 
とても綺麗 淡いBLUE
 
南の海のようだね
 
はじける泡が おどけながら
 
彼の顔 覗き込む
 
もっと好きに なっていい?
 
窓からの陽射し キラリ
 
跳ね返す GLASSの氷
 
滑り落ちる 水滴 見つめながら 
 
くちびるの端で そっと笑った
 
私に 気づいて 気づいて
 
ソーダー水の 冷たい BLUE
 
切なくて ちょっぴり甘いね 
 
まるで 私の恋



〜〜〜涙・・〜〜〜
 
 
 

一人ベンチに座る 私の足元に
音もなく枯葉が 舞い落ちる
 
夏の思い出を たぐりよせても
遠い記憶 薄れてゆくだけ
 
滲んでみえる 街のあかり
涙が こんなに 熱いなんて
今さら知っても 遅いけれど
 

立ち上がることさえ 出来ずにいる
このまま 夜に溶けてしまいたい
 
ひと夏の嵐は 気まぐれなの
ぬけがらの愛は むなしいだけ
 
ぼやけてみえる テールランプ
涙が こんなに 熱いなんて
今さら知っても 伝えられない 



〜〜〜ゆきずり・・・〜〜〜 
 
 
海沿いのモーテル 倒れこんだ青いシーツ

広がるウェーブが大きく弾み 頬にかかる

『なぜ・・?』というオレに

『忘れられない人と同じ目をしていたから』

やっと聞き取れるほどの声で つぶやいた

見つめ合ってした・・・その瞳に浮かぶ涙・・Why?

『忘れていたのに 思い出したのよ』と息を弾ませる

『お互いサマさ・・』容赦なく打ち付けるストローク

のけぞる白い首筋・・・スローモーションで滑り落ちた汗

溺れる・・・溺れてしまう 瞬間でソレを悟った

オレはきつく目を閉じ ひたすら Finishに向かう

『何故アタシは感じてるの・・・彼じゃないのに・・』

『求めたいように求め 感じたように声を上げているだけさ』

『ただ・・・それだけだ 気にするな』

『そうね・・・』と彼女がつぶやいた時

過去の記憶と全てがつながり

ふたりは同時に 高波にのまれ 打ち上げられた
 



〜〜〜48j時間〜〜〜
 
 
 
たったの48時間前の事なのに 取り返しのつかない過去のよう

すぐ側にあなたがいて いつでも kissができて 手が繋げて

その目に見つめられて 見つめ返して 肩にもたれて

携帯越しの声じゃなく 身体を共鳴して 耳に入るあなたの声

しっかりと覚えていよう この声 手の大きさ あなたの分身

これ以上ないくらい わたしの奥深くで あなたを覚えていよう

互いの胸に残し合った すみれ色の痕 
 
消えないで・・・消えないで・・・消えないで



〜〜〜魔物〜〜〜
 
 
 
 
夜の闇の中には 魔物が住んでいるのだ
 
猜疑心、不安感、ジェラシー
 
話せば話すほど 微妙なズレが 音をたててきしみだす
 
傍にいれば そっと寄り添うだけで 心が通じるだろう
 
手を握り返すだけで 想いが伝わるだろう
 
しかし、この現実の距離は 海溝より深く 月よりも遠い
 
捉われてはいけない 朝になれば きっと後悔する
 
泣きはらした目で 朝を迎えてはいけない
 
今よりもっと 辛いだけだ
 
分かっているのに・・・分かっているのに
 
私はいとも簡単に 魔物に手首をつかまれる
 



〜〜〜変化〜〜〜
 

この世の中で 変わらないものなど一つも無いのだと知った日
 
私は諦めるということの意味を知る
 
どんなに切なさに身をよじって悲しんでみても
 
すべてはお構いなしに 変化していくのだから
 
呆然と失ったものを見つめ続けても
 
色あせた景色は戻らないのさ
 
ジグソーパズルは楽しいから
 
夢中になって 昼も夜も 向かい合うけど
 
すべてのピースが嵌ったら それで終わり
 
最後の1ピースを手に ためらってみても
 
時間の無駄というものだよ  先は見えているのだから
 
だから さっさと完成させて 乾杯のグラスでも傾けよう
 
”楽しかったね”と見つめ合う瞳の中にほんの少し
 
ゆらめくものが見えたなら
 
照れずに言ってよ・・・・
 
「愛していた」と





〜〜〜NOTHING〜〜〜
 
 
何も 聞こえない 耳になろう
 
何も 見えない 目になろう
 
何も 語らない 口になろう
 
そうすれば 心がかき乱されることもなく
 
訳のわからない痛みも 生まれない
 
疑いや 悲しみや 後悔が まるで波のように
 
たえまなく 私を 翻弄する
 
つらく 情けない すべての感情から
 
解き放たれる 時がくるとき
 
あなたの 声は 聞こえない
 
あなたの 顔は 見えない
 
あなたの 口は 語らない
 
それは・・・・何を意味するの?
 
そんなことで 私は 救われるのだろうか
 
There is nothing・・・・・
 
すべてが 無くなる そんな時を
 
本当に 私は 望んでいるのだろうか
 
 




〜〜〜ひとりじゃないよ〜〜〜
 

ひとりじゃないよ ふたり離れていても 心はひとつ
 
目を閉じて 花のような 君の香りに包まれると
 
僕はあの日に 戻れるんだ
 
初めて君を この腕の中に抱いた
 
愛しくて ただ 愛しくて 強く強く 抱きしめた
 
柔らかな 桜色の唇が ちいさく開くとき
 
僕の胸 早鐘のようだった
 
夢のように 幸せな日は過ぎてしまったけど
 
また逢える きっと その日まで
 
ひとりじゃないよ ふたり離れていても 心はひとつ





〜〜〜金色の蝶〜〜〜
 
 
金色の蝶は 風のように現れた

私の胸に 軽く触れながら

おどけて見せて 笑わせて

心許して 近づいたら 肩すかし

そうやって 気まぐれな蝶と戯れているうちに

私は 深い森の中に入ってしまった


 
森の中で蝶は 私の肩にとまり

凍るような声でささやく

「ここから先は 自己責任だ」

私は泣きそうになり 引き返そうとしたが

森は不気味に静まり返り

出口など どこにも見当たらない

 
「もう 遊ばないのか?」

「逃げるの?」

「ここから出ても つまらない毎日だよ?」

 
不安が霧のように 足元から立ち昇る

蝶はいつのまにか 私の瞼に止まり

ため息と共に 優しいキスを繰り返す

崩れ落ちた私の足に 燐紛が舞い落ちた 







〜〜〜あの冬の朝〜〜〜


朝 目覚めた 瞬間から

眠りにおちる 一瞬(とき)まで

貴女のことが 離れない

一秒 たりとも・・・・

いつから こんなふうに

愛して しまったのだろう

暗く 深い 海の底で

もがいていた あの日まで

この指先に 貴女の優しい

指が触れたような 気がして

思わず つかんで 引き寄せた

あの日・・・・my memory

あの日・・・・our memory


あの 冬の朝から

僕は 貴女と 生きると決めた






〜〜〜
愛してる〜〜〜


 
1日24時間の間に

何度も互いの名前を呼び合い

「愛している」と言い合うの

離れているから すぐ逢えないから

ほんの数ミリの隙間だって 作りたくないから

「愛している」と何度でも言うの

10分足らずの電話で 3回も

「愛してるよ」と言ってくれた

私も負けずに 言い返す

「貴方が大好き、愛してる」

何度言っても 薄まることなんかない

何度でも言って欲しいし 言いたいの

「愛してる」

「愛してる」

「愛してる」







〜〜〜夕月〜〜〜

 
今宵 下弦の月をみて

はるか彼方の 君 想う

声音 頼りに 辿るのは

明けの閨での 睦言か

愛し 哀しき 夕月よ

今宵も 参れと 君の呼ぶ・・・

仰ぎ見やれば 雲にぞ隠る






〜〜〜
時々・・・〜〜〜
 

時々・・つかめないの

しっかりと抱かれているのに

するりと いなくなる

あわてて 探してると

いつの間にか 戻ってる

悪気はないこと わかってる

悲しませるつもりも

虐めるつもりもないこと

だけど・時々・切ないの

誰よりも信じているのに

私を 突然 不安にさせる

捨て猫の気分にさせる

お願いだから・・・・

もっとしっかり つかまえていて

その手を・・・離さないで 







〜〜〜デート〜〜〜
 
 
Side seat から彼を 

視線の端に捕らえてる

今夜 初めてのデート

「少し 緊張してるんだ」と横顔で笑った

この胸の ドキドキが あなたに聞こえるかと

本気で 心配してた わたし

1分1秒も 離れていられない想いが

瞳の中 駆け抜ける

19センチの身長差・・・

私は少し 背伸びして  彼は少し 前かがみ

首にまわした腕に 力 込めて

愛してる!を伝えたの







〜〜〜
残り時間〜〜〜
 
 
綺麗な真冬の 夜空だったね あの日

街のイルミネーション キラキラしててさ

人混みに紛れて 君と こうしていると

このままどこかに 行ってしまいたい

残り時間は あと どのくらい?

つかの間に消える 優しい時間(とき)・・・



優しさの 向こう側なんて 気づかぬふり

いつか来るその時 見えないよ見たくない

後ろからそっと 君を 抱きしめたよ

このままずっと 言葉はもういらない

残り時間は あと どのくらい?

つかの間に消える 優しい時間(とき)・・・
 
 





〜〜〜〜〜〜
 
 
 
激しい恋に 燃えながら

夕陽が 落ちてく 水平線

まるで 線香花火の 終わりのように

ジリジリ 焦がれ 落ちてゆく


あなたが 残した 首筋のメモリー

痛いほど 熱く よみがえる


海岸通り 歩きながら

想うのは いつも あなたのこと

人目気にせず 二人 逢えないから

明日のことさえ わからない


わたしが 残した 背中の爪あと

悲しいほど 熱く よみがえれ


早く・・早く・・・夜よ来て 

漆黒の 闇に わたしを隠して

誰の目にも けして 触れないように

二人の恋 知られないように






〜〜〜〜〜〜

 
 
どんなに あなたに 恋焦がれ

夜の闇に 震えても・・・

この手は 虚空をつかむばかり

そこに あなたの姿は ないのね


どんなに 明日を 夢にみて

ふたり暮らす日 願っても

冷たい 雨風に 鞭打たれて

罪人のように うつむく だけね


心 引き裂かれ

愛のない暮らし 重い鎖と十字架

誰か 教えて 人が人を愛すること

そんなに罪深い ことなのですか

愛は 愛は 罪なのですか・・・



 


 
 〜〜〜友達〜〜〜
 
 
・・・何も言えない

たとえば この胸が ヒリヒリ痛い理由(わけ)

苛立ちに似た 哀しみの理由(わけ)

・・・何も言えない

今、ふいにこぼれ落ちた 涙の意味

決して 口にしないと決めている言葉

私は伝えられない

だって 二人は 友達だから

笑って 聞き流してあげる

謝らなくていい

「ごめんね」と言われる度に 傷つくから


・・・言わないで






〜〜〜
night of Christmas
〜〜〜
 
 
いつものように バイトが終わり

自転車で急ぐ 帰り道

聞き飽きた Christmas song

鼻歌まじり 走ってく

何気に立ち寄った コンビニの店先で

オレは 寒そうに震える彼女 見つけたのさ

ラスト一箱の ケーキをオレに

差し出して 「いかがですか?」と微笑んだ

「一緒に食べてくれるなら」冗談交じりの言葉に

うなづく笑顔が まるで天使に見えたよ

At the night of Christmas

これがオレと彼女の出会い

At the night of Christmas

今までで 最高の夜


 
 

 
 


〜〜〜
I fall・・・〜〜〜
 
 
あと一歩踏み出したら

私は どこへ落ちてゆくの?

ギリギリ 踏みとどまっている

何も始まらなければ 終わりもない

選ぶべき道は知っている

貴方ひとりを この舟にのせて

岸辺で 優しく手を振ればいい・・・

I know that it's true

And I know that it is my lie


あと一歩踏み出したら

私は どこへ落ちてゆくの?

私の中で 何かが はじける

奪うこと 傷つくこと 怖れないなら

いますぐ貴方を 引き寄せて

行き先など知らない舟に乗り

時を惜しんで 抱き合うだけ・・・

I know that it is insincere

But I know that it is a true wish






〜〜〜
誘惑〜〜〜
 
 
 
オレの気持ちに 気づいてるだろ

素知らぬ振りで 甘い視線絡めてくるなんて

反則だよ・・・

近づきたくても   近づけない

触れたくても   触れられない

絶妙の距離  とりながら

天使みたいな 笑顔見せてさ

オレを焦らして 楽しんでるんだろ

熱く濡れた声で ささやくのは

いい加減に 止めなよ

オレを・・みくびるんじゃない

その華奢な腕を掴んで 思い切り引き寄せるぐらい

いつだって できるんだから

その生意気な 顔の 顎先を押し上げて

黙らせることだって・・・


 
 

 



 〜〜〜言えない
〜〜〜
 
 
貴女と出会ったことは 

神様の悪戯なの かな

あれほど 辛い恋をして

こんな思いは 二度とごめんだと

心に決めていたのに・・・

また 同じ道を 歩こうとしている

日毎 強くなる 貴女への想いに

押しつぶされそうだ 僕の胸

言葉に変えたら 貴女を失いそうで

口に出したら 全てが消えてしまいそうで


だから・・・・言えないよ

言えないんだ


貴女への熱い想いを




〜〜〜everything for you〜〜〜
 
 
 
貴女の翼を休めるために 僕につかまればいいよ

僕は貴女の止まり木だから

大好きで 大切な貴女に 笑顔が戻るなら

僕は どんな事だってしてあげる

泣きたいなら 泣いていいんだよ

そっと肩を抱いて 一緒に泣いてあげるから

貴女の辛さや苦しみは 僕が必ず癒してあげる

貴女にはやさしい笑顔が 一番似合うから

きっと取り戻してみせる 約束するよ

だから 僕を子供扱いしないでくれないか

貴女を後ろから抱きしめて その首筋にkissをさせて欲しい



 


〜〜〜エンドロール〜〜〜

 
クリーンに流れる 彼との思い出

全てが 懐かしくて 胸が熱くなる

見つめあうことなど 出来なくて

ただ 視線の中で 微笑むだけ

だけど 繋いだ手は 片時も離れることはなく

時折 力込めて 握り返す彼

どんな言葉より 私に届いていたよ


「また、逢えるよね?」

「また、逢えるさ」


交わした言葉に 嘘はないけど

もう あの日には 決して戻れない

それだけが 真実


エンドロールが 流れてゆくよ

楽しげな言葉が つづられている

どれひとつ 忘れることなく

胸に刻み込まれていく・・・


「楽しかったよ・・・本当だよ」

「あなたのことは いつまでも 忘れない・・」 

「お元気で さようなら・・・そして・・ありがとう」


エンドロールが 流れてゆくよ

涙で 何も見えない スクリーン

もうこの恋に リボンを かけよう

思い出という名のリボン・・・




〜〜夜桜〜〜〜


 
 吐く息の ぬくもりまでが わかるほどに
 
   側より 君の 声聞かば
 
     固き蕾も 柔らにほどけるや
 
  やがては 漂う さざ波の夢ぞ
 
    ひとはけの 君の手なる 悪戯に
 
     崩れ 落ちゆく 先知れず
 
  夜桜 妖し わが身にささやく
 
    爪先までも 桜に染まれと
 
      今宵 咲き散り 参らせ候



○月○日
 
 
『出逢わなければ良かったかな・・・俺達』


あの時の言葉の意味・・・・・・・今 やっと分かったよ

あの人は 苦しかったんだ

        好きという気持ちが 

           この先もっと強くなっていったときの

耐えられない自分が 見えたんだね






〜〜想い〜〜〜
 

9月の都会は 優しさでいっぱいで
 
手を伸ばせばそこに・・・あなたがいて・・そして
 
雨に濡れた 道玄坂 傘が二人を近づける
 
おかしいくらい そっけないそぶりがちっとも嫌じゃなく
 
半分ずつ 肩を濡らして 歩き続けたね
 
目を閉じると 耳に聞こえる 彼の歌声 あの日のまま
 
ひとり・・・聞いていると 涙があふれるけど
 

11月の都会は 哀しみでいっぱいで
 
街を行く恋人達・・・わたしの横・・・追い越す
 
行くはずだった 映画館 Christmas illuminations
 
季節はうつろい 人の心も流れてゆくのね切ないけれど
 
半分ずつ 肩を濡らして 歩き続けたね
 
目を閉じると 耳に聞こえる 彼の歌声 あの日のまま
 
ひとり・・・聞いていると 胸が痛いけど

 


 




〜〜〜嘘と情熱は同じ色〜〜〜

 

  傷つけたくなくて・・・あのときは

  本当のこと 言えなかった

  僕のこころに もう、君はいないこと

  遅すぎたよ 分かり合うのが

  もっと早く 君のこころ知っていたら

  ひきかえせたのに 今は もう、どうにもならない

  僕とのことは ただの遊び

  気まぐれな君の ゲームだとおもっていた

  大きな誤解 とけたけど

                                             

傷ついたこころを なぐさめてくれた人

愛しい人が 他にいる         

なのに 君に さよならが言えなくて 

どうしても、言えなくて         

二年の月日が 重すぎたのか     

情熱が 僕に 嘘をつかせたのか 



  

          


 〜〜〜
貴方でいっぱい〜〜〜

                  

        ひとりで 車を走らせているとき

   リ ビングで coffeeを飲 んでいるとき

       ベランダで 洗濯物を干しているとき

キッチンで りんごの皮をむいているとき

ふと、貴方を思い出すの

そう・・・・・なんの、脈絡もなく 唐突に

貴方を思い出すの

風がスカートを揺らしたとき

          バスタブの中で 目を閉じたとき

           信号待ちの わずかな時間に

         わたしは 貴方で いっぱいになる


  


〜〜〜恋慕〜〜〜
 
 
  君が病に臥せし日は

   白き乳房を含ませり

    熱き身体を抱き寄せて

     額に冷たき手を置けり


      暁の月 窓に見て

       遠くにありし 君想う


     君が病に臥せし日は

      心ふさぎて うつむけり

       ああ・・羨ましきは空の鳥

        我に翼が ありせしば

          西へ 西へと行くほどに